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益川教授、英語で笑わす ノーベル賞受賞講演

2008年12月8日21時38分

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写真ノーベル賞の受賞記念講演をする下村脩(おさむ)さん。オワンクラゲを映し出したスクリーンをバックに緑色蛍光たんぱく質を光らせた=8日、ストックホルム大学、古沢孝樹撮影

写真講演で自身の生い立ちと研究内容について語る益川敏英さん=8日、ストックホルム大学、越田省吾撮影

写真講演する小林誠さん=8日午前、ストックホルム大学、越田省吾撮影

 【ストックホルム=行方史郎】ノーベル賞の授賞式をひかえ、高エネルギー加速器研究機構名誉教授の小林誠さん(64)、京都産業大教授の益川敏英さん(68)、米ウッズホール海洋生物学研究所・元上席研究員の下村脩(おさむ)さん(80)の3人が8日、ストックホルム大の講堂で恒例の記念講演をした。

 小林さんは英語で素粒子物理学の歴史を振り返り、「日本はこの分野で多くの功績を残しており、私自身、その証人になれて光栄だ」と話した。

 一方、英語嫌いを自認する益川さんは「アイ・キャント・スピーク・イングリッシュ」と英語で話し、会場の聴衆を笑わせた。壇上のスクリーンに英語字幕を映し出しながら、「砂糖問屋を営んでいた父から銭湯の行き帰りに『モーターはどうして回るのか』『日食や月食はなぜ毎月起きないのか』といった話をいつも聞かされた」などと少年時代を回想。ノーベル賞につながる発見をしたのも自宅の風呂だったと披露した。

 下村さんは冒頭、「これがGFP(緑色蛍光たんぱく質)です」と言って、オワンクラゲから発見した物質を入れた試験管を掲げた。会場を暗くした後、紫外線が出る懐中電灯を試験管にあてて緑色の光を浮かび上がらせた。また、米国西海岸で家族総出でクラゲ採りをしている写真をスクリーンに映し「当時の研究室はクラゲ工場みたいで、クラゲのにおいで満ちていた」と話し、会場をわかせた。

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