現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 金融危機
  5. 記事

NYダウ、678ドル安 終値9000ドル割れ

2008年10月10日6時8分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 【ニューヨーク=丸石伸一】9日のニューヨーク株式市場は、大企業で構成するダウ工業株平均の終値が前日比678.91ドル安の8579.19ドルとなり、過去3番目の下げ幅を記録した。終値では03年6月末以来の9000ドル割れで、同年5月以来約5年5カ月ぶりの安値をつけた。

 金融危機の拡大や米企業業績の悪化などへの懸念から急落した。ダウ平均の下落は7営業日連続。この間の下げ幅は計2271.47ドルに達し、下落率は20%を超えた。ちょうど1年前につけた終値ベースでの史上最高値1万4164.53ドルからは約40%の値下がりになる。

 9日の取引では、前日までの急落の反動で買い戻しが先行し、ダウ平均は一時、前日終値より190ドル超上昇した。だが、その後は金融関連株を中心に売り注文が次第に増えて下落に転じ、取引終了にかけて下げ幅が急拡大した。格付け会社が同日午後、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)について格下げする可能性を示唆したと伝えられたのをきっかけに株価下落に拍車がかかり、全面安の展開になった。

 GMの株価は前日終値比31%安の4.76ドルと急落し、米メディアによると58年ぶりの安値になった。今年1月から9月までの米国での新車販売台数が前年同期比18%減と不振で、金融危機の影響が出る今後はさらに低迷する恐れがある。資金繰り難への懸念から経営不安が高まっており、資金調達策を模索している。

 金融関連株も軒並み大幅安となり、米金融大手のモルガン・スタンレーが同26%安、バンク・オブ・アメリカが11%安。この日から空売り規制が解除されたことも、売りを加速させた可能性がある。

 一方、ニューヨーク商業取引所の原油市場は、国際指標となる米国産WTI原油の先物価格の終値が2日連続で値下がりし、前日比2.36ドル安の1バレル=86.59ドルと昨年10月以来約1年ぶりの安値をつけた。世界的な景気悪化で原油需要が後退するとの見方が強く、売りが膨らんだ。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内