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強盗・ひったくり急増、景気低迷影響か 警察庁まとめ

2009年7月17日7時43分

図拡大完全失業率と犯罪の推移

 全国の警察が今年1〜6月に把握した刑法犯の犯罪件数は約83万8千件で7年連続で減少したが、強盗は約2400件で前年比17.5%増、ひったくりは約1万件で同14.8%増といずれも急増したことが、警察庁のまとめで分かった。荒っぽい手口の財産犯罪は、昨年9月のリーマン・ショック以降に増加の兆しが現れており、景気の低迷が影響しているようだ。

 警察庁によると、犯罪件数の全体は前年比4.6%減。このうち、殺人は前年比13.3%減の561件で、このままのペースだと年間で過去最少になりそうだ。放火は同7.5%減の701件、強かんは、同9.5%減の676件だった。

 住宅侵入盗なども含めた窃盗全体も同3.4%減の約63万5千件。マンションでの防犯カメラやこじ開けにくいガラス窓などの効果がうかがえるという。

 一方、強盗とひったくりに加え、万引きも増えており、同6.4%増だった。強盗ではコンビニを狙ったものが487件。前年比で7割増と目立った。

 月別で見ると、強盗は昨年8月ごろまで前年比1割減のペースだったが、昨年9月以降は増加に転じた。特に今年2月以降の5カ月は毎月連続で前年比の割合が増加し、6月は同36%増だった。ひったくりも同様に減少傾向だったが、昨年9月ごろから減少幅が減り、今年2月からは毎月、前年比がプラスに転じた。

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