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野球賭博の力士、除名も視野 調査委、協会へ提言検討

2010年6月23日2時14分

 大相撲の賭博問題で、日本相撲協会の特別調査委員会(座長=伊藤滋・東大名誉教授)は22日、悪質な賭博をしていた力士らに対しては、協会内で最も重い「除名」処分とすることを視野に、提言する方向で検討していることを明らかにした。

 東京の国技館で報道陣の取材に応じた調査委の望月浩一郎弁護士は、「(除名処分を求める)可能性はあり得る。甘い対応を求めるつもりはない」と述べた。

 協会の規定では、除名処分の決定には、理事会と協会の最高議決機関である評議員会(111人)の双方で4分の3以上の賛成が必要とされる。除名処分は過去に例がない。

 このほか、望月弁護士は野球賭博を認めた29人の協会員の中に未成年者が含まれていることを明らかにした。調査委は、22日から始めた弁護士らによる力士らへの事情聴取で、未成年者が賭博に関与した経緯などについても調べるとみられる。

 力士らへの事情聴取は、協会への上申書で野球賭博を認めた29人全員と、ほかの賭け事を認めた36人のうち賭け金が高額だった者を対象に、次の調査委を開く27日までに行う。これらの聴取結果をもとに個別に処分内容を検討し、7月4日の理事会では、名古屋場所(同月11日初日)開催の是非の判断と合わせて提言するという。

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