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新たな八百長疑惑「全くわからない」 放駒理事長会見

2011年2月7日1時4分

写真会見の冒頭、謝罪する日本相撲協会の放駒理事長(左から2人目)、村山弘義副理事長(右隣)ら=6日午後4時59分、東京・両国の国技館

 放駒理事長の記者会見での一問一答は、次の通り。

 ――本場所を開けない責任をどう感じているか。

 「責任を痛感している。過去に例のない不祥事、本場所の中止に関しては、本当に何とおわびして良いのか。本当に申し訳ないことだと思っている」

 ――八百長があったと協会は認識している?

 「調査結果によっては。いつか、調査内容を説明しなければいけない時が来ると思う」

 ――どこまでが信頼回復の期間と考えているか。

 「調査結果に基づいて事実が判明した場合、処分もある。それらをきちっと済ませない限りは、終わりにならないだろう」

 ――幕内の上位力士に八百長疑惑が広がる可能性があるとみているのか。

 「(5日の)特別調査委の報告を聞く限りでは、新たな疑惑は出ていない。調査が今後どうなるかは、全く分からないし、聞かされていない」

 ――力士たちは何を目標に稽古をしていけば良いのか。

 「本場所が無くなるという話ではない。調査結果が出て、処分が出る時がいつかは来る。気持ちをしっかり持って、稽古して欲しい」

 ――理事会で、無観客の技量審査をする声はなかったか。

 「あったが、技量審査の場である本場所で問題が起きた。公開、非公開にかかわらず、問題を解決しない限り、技量審査そのものができない」

 ――相撲案内所などへの損害賠償や補償については?

 「巡業部長には、関係方面に事情を説明し、その後の対処をするようにと話した」

 ――八百長への関与を認めた3人を理事会独自で処分しないのか。

 「即処分というのは考えていない。調査で、いろんな話を聞かないといけないし、全容が見えるまでは保留にする」

 ――一番重い処分の「除名」を検討しているのか。

 「現時点で、答えることは出来ない。厳しい処分になるとは思うが」

 ――中止になった春場所の新弟子検査はするのか。

 「通常通り行う予定だが、(どこで行うか)場所については検討する」

 ――再開した場所の番付はどうなる?

 「最終的には理事会で判断するが、新しく何かを考えないといけない。調査委の結果が出てから考えることだ」

 ――過去に八百長がなかったことを証明しないのか。

 「裁判の結果なども出ている。なかったと理解している」

 ――これまでも八百長があったという声が広がっているが。

 「風評被害と言えばそう。申し訳ないが、迷惑な話だ」

 ――再発防止については?

 「現行の監察委員会の見直しなどについて、真相究明と一緒にやっていかないといけないと思っている」

 ――文部科学省からはどんな指導を受けたのか。

 「ゆゆしき問題だと言われた。公益(法人)認定の問題以前に、しっかり解明しろと指導を受けている」

 ――自身の責任の取り方については?

 「今のところ、考えていない。この問題をどう処理していくかが先。責任があることは、自覚している」

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