2010年までに司法試験の年間合格者を3000人に増やす「法曹3000人計画」をめぐり、政府は過去の計画にあった「更なる増大について検討する」「目標を前倒しして達成することを検討する」などの文言を削り、慎重な検討を促す内容を盛り込んで「規制改革3カ年計画」を改定し、25日に閣議決定した。
文言は05年12月に規制改革会議の前身の組織が行った第2次答申から盛り込まれていた。「3000人計画」をめぐっては、法曹人口の急増による「質の低下」や弁護士の就職難、訴訟社会の進展を懸念する声が相次ぎ、今年2月に法務省が省内に検討組織を設けた。自民党でも、企業や自治体の法的ニーズは増えているのか▽法曹の質は下がっていないのか、などの点での検討が進んでいる。