【定額給付金】
――定額給付金について。
「定額給付金。はい」
――きょう、細田幹事長が政府与党連絡会議で「定額給付金は景気対策なので、国会議員も辞退するのではなく、もらって使うべき。政府としても考え方をそろえてほしい」と申し入れた。総理は定額給付金を受け取る考えか。
「えーっと、政府与党連絡会議で細田幹事長からその種の話があったと思いますけれども、これは個人、それぞれ個人、来るものを政府がとか、党がとか、使えとか使うなとか、もらえとかもらうなとか、いうすべき種類のものですかねー、と私自身はそう思いましたんで、そのとき何も答えなかったと記憶してます」
――総理自身は受け取るのか。
「これは、なに、生活給付金っていうようなイメージで最初スタートしたんですが、あの頃と時代が大きく変わってしまった。例えば灯油は一斗缶であの当時2千何百円しましたんで、いまそれは半分近くになってますんで、ずいぶん情勢が違っている、というところが一点ありますんで、ったら、これは消費刺激と言う点に意義があるということですんで、ぜひ皆さん方には使ってほしいなと。私自身はそう思っています。私自身がどうするかというのは、いま、まだ判断をしている段階ではありませんで、私自身はそのときになって考えたいと思っています」
――まだ受け取る可能性もあるということか。
「そのときになって判断させていただきますといういまの答えの通りです」
――総理、確認だが以前総理が、ポイントは定額給付金以前の地域振興券のときに…。
「地域振興券、はい」
――あれで喚起された消費が非常に少なくて、効果がないのではという質問に対して、総理は「生活対策だから、意義があるんだ」と言った。今のだと全く意義がなくなってしまう。
「あの、今の段階ではその当時と経済情勢もすごく変わっているんじゃありません?」
――総理は経済対策と言っている。当時の質問は効果が薄いのではないかと。
「という質問に対して、私の答えが?」
――生活対策だから、意義があるんじゃないかと言った。
「はい。私はそれはそれなりに意義があると思う。生活対策としても意義がある」
――でもいまは経済対策になっている。
「いや、景気対策。景気刺激策、消費刺激策といま言ってるんだと思いますが、消費刺激になることも事実だと思いますよ」
――その枠ありきという考えは変わらないのか。
「枠ありきっていうのは2兆円っていう意味ですか?」
――理念なり目的なりが変わっていると思うが。
「はい。2兆円、2兆円の枠をいま変えるつもりはありません」
――2兆円というのはもともと、いま途中で理念や目的が変わるということは、この金額じゃないとだめだったものじゃないということか。
「私はいろんな考え方があると思いますけれども、2兆円というのをみんなで考えて2兆円にさせて頂いた。当時はそういった記憶があります。あのときは確か、官房、幹事長だったんですかね。そういった記憶がありますけれども、そのときの記憶はみんなで2兆円ぐらいじゃないかと、いう話があの当時出たんだという記憶があります」
――生活対策から景気刺激策へ明確に…。
「(景気刺激ではなく)消費刺激」
――消費刺激策に変わったということでいいのか。
「私はいまの段階では消費刺激の方により重点がおかれているということだと思います。生活対策になる方もいらっしゃいますよ。間違いなく。しかし、新たに自分の家族で、まー、通常4人家族で、まー、子ども2人、大人2人で6万4千円くれば、それなりに、それに足して、何かに使って頂くというのは、僕は消費刺激にはなって、ちょっとあと5万円あればなーと思ったところに、6万4千円くればそれを買って頂くと、いうのは僕はすごく消費の対策としてはなるんじゃないかなと、私自身はそう思いますけれども」
――河村官房長官は自身は受け取ると言っているが、政府が所得制限を設定する基準は年収1800万円ということで、国会議員の収入はそれを上回るが、その所得制限について、総理は現時点でどう考えるか。
「地方団体、いま1800?(秘書官『1800団体です』)1800団体。地方団体というのは、市町村1800団体あるんだと思いますが、この団体の中で所得制限をやるということを決めた団体、地方自治体っていうのは、私正確に知らないもんですから、そういった団体が一つもやらないというんであれば、所得制限というのは実際は行わないということになっているんだと理解していますけども」
(秘書官『はい終わります』)
【坂本政務官発言】
――次の質問ですが、政務官…。
「次の質問。約束通り?はい。ハッハッハ」
――通告した質問です。
「はい」
――年越し派遣村に対する坂本政務官の発言をめぐって、きょうの本会議で(民主の)鳩山幹事長が政務官の解任を求めた。それについて総理は発言は不適切だったと言ったが、解任要求については答えなかった。この解任要求について総理は。
「私は坂本政務官の発言は、いまのこの状況を考えては不適切とそう思っておりますんで、指名したのは鳩山邦夫総務大臣ですから、官房長官をして、鳩山邦夫大臣から政務官に、いうことをきちんと言わしめるように指示をしました。本人も発言を撤回し、陳謝をしておりますんで、それ以上追及して解任とかいうような、いうのを今の段階でするつもりはありません」
――本会議でその点について答えなかった理由は。
「特にありません」