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東芝、HD―DVDから完全撤退へ 補修部品保有8年間

2008年02月19日11時00分

 次世代DVD規格の「HD―DVD」について事業の見直しを検討してきた東芝は、生産・販売から完全撤退する方針を固めた。19日夕、発表する。購入者へのアフターサービスなどサポートは続ける。販売したレコーダーの補修用部品の保有期間は、製造打ち切り後8年としている。

 これまでに販売されたHD―DVD商品の全世界の累計台数は、プレーヤー(ゲーム機用外付け装置を含む)が約100万台、レコーダーが約2万台、パソコン用ドライブ(駆動装置)が約200万台という。

 今後は新たなプレーヤーやレコーダーの開発・生産・販売はしない。パソコンなどへの搭載もしないが、購入者への修理などは続けるという。

 国内ではソニーや松下電器産業が推進する「ブルーレイ・ディスク(BD)」が9割以上のシェアを占め、圧倒。東芝は欧米市場で値下げをしたが、巻き返しはできなかった。次世代DVDの規格争いは、BD陣営が勝利し、規格は統一される。

 かつて家庭用ビデオではVHS方式とベータ方式の規格争いが長引いたが、今回は長期化の前に決着する。撤退すれば東芝の損失は数百億円に上るとみられる。

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