現在位置:asahi.com>ニュース特集>次世代DVD> 記事 東芝、HD―DVD生産撤退を発表2008年02月20日01時05分 東芝は19日、同社が推進してきた次世代DVD規格「HD―DVD」について、レコーダーなど対応する関連機器の開発、生産を停止するとともに、3月末をメドに販売も終了して、事業から撤退すると正式発表した。パソコンやゲーム向けのHD―DVDドライブ(駆動装置)についても、開発や生産、販売をやめる。これにより、次世代DVDの規格争いは、ソニーや松下電器産業などが推す「ブルーレイ・ディスク(BD)」に統一される。
国内ではHD―DVDレコーダー2万台、プレーヤー1万台、対応パソコン2万台を、海外ではプレーヤー70万台とパソコン27万台(いずれも概数)を販売済み。事業から撤退した後も8年間は補修用部品を保有し、修理などを継続する。相談用の電話窓口は0120・13・1353。 記者会見した東芝の西田厚聡社長は「これ以上、事業を継続させると、経営に大きな影響が生じる」と撤退の理由を説明した。撤退に伴う東芝の損失は数百億円に上るとみられるが、西田社長は「確定していない」とした。また、現時点ではBD対応の商品を販売する考えはないという。 国内レコーダー市場ではBD陣営が9割以上のシェアを占める。欧米市場では、HD―DVDは低価格戦略で健闘していたが、人気映画ソフトを供給する米映画大手ワーナー・ブラザースが今年1月にBD支持に回ったことで、窮地に追い込まれた。米ウォルマート・ストアーズなど大手小売りも相次いでBD支持に回った。 東芝は同日、デジタルカメラなどの記録媒体として需要拡大が続く主力の半導体「NAND型フラッシュメモリー」の新工場を、岩手県北上市と三重県四日市市に建設することも正式に発表した。いずれも09年春に着工、10年の完成予定で、投資総額は1兆7000億円を超えるという。 PR情報次世代DVD
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