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イージス艦衝突、首相報告まで2時間

2008年02月19日13時30分

 イージス艦「あたご」と漁船の衝突で、事故発生から石破防衛相に報告するまでに約1時間半、福田首相には約2時間かかった。首相や石破氏は対応に問題があったと認め、石破氏は防衛省・自衛隊に改善を指示した。

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イージス護衛艦「あたご」と漁船の衝突事故を受け、会見する石破防衛相。右は河野克俊海幕防衛部長=19日午前9時31分、東京都新宿区の防衛省で

 「あたご」が事故発生の第一報を海上保安庁に伝えたのは、発生16分後の午前4時23分。海上幕僚監部には同4時40分に連絡が入り、海自トップの海上幕僚長や防衛省の内部部局には同5時に伝わった。だが石破氏への一報はさらに40分近く遅い午前5時38分だった。

 石破氏は同日午前の記者会見で「なぜ、40分かかっているのか。政治の責任を負う者にとりあえずの一報を入れるのは可能なはずだ」と不快感を表明。衆院予算委員会で「(対応は)大変十分ではなかった」と述べた。

 また、海保への通報までに16分かかったことについて、町村官房長官は「救助の体制をとるところに全力が傾注されたのだろう」と語った。

 政府は午前5時55分、首相官邸に情報連絡室を設置。福田首相は同6時5分、「漁船員の捜索に全力を尽くすように」と関係者に指示。8時に関係閣僚会議を開いた。

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