現在位置:asahi.com>ニュース特集>イージス艦衝突> 記事 海底から発見、計6点 装備品の可能性も 清徳丸捜索2008年02月28日13時36分 海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突現場付近を海洋調査船「かいよう」が4日間にわたって捜索した結果、水深約1835メートルの海底から、レンチや黄色い箱、パイプ状の物体など6点が見つかった。6点が清徳丸の装備かどうかについて、朝日新聞社が、清徳丸を建造した千葉県いすみ市の造船会社に確認したところ、少なくとも一部は清徳丸のものの可能性が高いとの見方を示した。
海洋研究開発機構は撮影した画像を海上保安庁と海上自衛隊に提供。27日からより細かい捜索が可能な無人探査機を現場海域に投入している。 かいようは23日から26日まで、船と結んだケーブルで海中を引っ張る無人探査機「ディープ・トウ」を使って捜索。あたごが第3管区海上保安本部に通報した衝突位置から、東南に250メートルほど離れた半径約50メートルの範囲で6点が集中して見つかった。 造船会社社長(49)によると、6点のうちちぎれたケーブルがついた箱のような物体とローラーのようなものは、造船段階でこの会社が清徳丸に付けたものと同型だという。「ケーブルやローラーは事故などで外から強い力がかからない限り、船から外れる可能性は低い」と社長は説明する。 複数の部品が1カ所に集中して落ちることは考えにくいことや、見た目がきれいで砂に埋まっておらず最近落ちた可能性が高いことも、清徳丸のものの可能性が高いと推測する根拠だ。 一方、27日から作業を始めたのは、作業用アームもある無人探査機「ハイパードルフィン」と海洋調査船「なつしま」。発見した物体を引き揚げることも試みる。6点を撮影した「ディープ・トウ」は広範囲を探すのに適しているが、細かい捜索にはあまり向かない。 今後、必要ならば有人潜水調査船の「しんかい6500」も登場させる予定だ。修理中で3月4日ごろ準備が完了する見通し。渡海文部科学相は「ハイパードルフィンである程度特定ができれば、しんかいで最終的に確認しようと考えている」としている。 PR情報 |