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元次官の住所「職員録で把握」 部屋は転居前の整然さ

2008年11月25日11時59分

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 元厚生事務次官宅連続襲撃事件で、ナイフを持って警視庁に出頭して銃刀法違反容疑で逮捕されたさいたま市北区、無職小泉毅(たけし)容疑者(46)が調べに、元次官らの自宅の住所について、「(公務員の)職員録を使って調べた」と供述していることがわかった。捜査関係者が取材に明らかにした。警視庁などは、小泉容疑者が図書館などを利用していた疑いがあると判断。攻撃対象となった2人の元次官のほかにも、厚生官僚の住所を調べた可能性があるとみている。

 また、小泉容疑者が出頭の際に携行していた血液の付いたサバイバルナイフには、柄に白い布が巻かれ、プラスチック製のつばも取り付けられていた。確実に殺傷するために手が滑らないよう細工を施したとみられる。出頭時のレンタカーからはほかに9本のナイフが見つかった。

 同庁によると、血液が付いたサバイバルナイフはきんちゃく袋に入っており、ほかの9本は右側後部座席に置かれた段ボールの中にあった。サバイバルナイフ6本、折り畳み式ナイフ1本、ほかのナイフ2本で、これらの9本に血液は付いておらず、同庁はきんちゃく袋に入っていたサバイバルナイフが二つの事件の凶器だったとみている。

 車内からは血の付いた手袋、青色ジャンパーと紺色の作業ズボン、下着類の入ったリュックサック、運動靴2足が見つかった。

 また、小泉容疑者の自宅から押収したノート型パソコンを解析したところ、出頭直前に朝日新聞などに届いた「出頭予告」の送信記録が残っていたことがわかった。調べに、予告を送信したことを認めたという。

 予告は、出頭の約2時間半前の22日午後7時ごろ、朝日新聞や都内の複数のテレビ局などに相次いで届いた。同庁は、自分の犯行であることを広く世に知らしめたかったのではないかと推測している。

 23日に実施した自宅の家宅捜索では、ほかに段ボールや包装紙類も押収された。室内は引っ越し準備のように整然と片づけられていたという。

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