ロス疑惑銃撃事件で、米自治領サイパンで拘置(こうりゅう)中の元会社社長三浦和義容疑者(61)=日本で無罪確定=について、サイパンの自治領地裁は9日(日本時間同)、当地の検事局が求めた旅券の引き渡しを認めた。
移送に必要な法的手続きは終了。三浦元社長は10日未明にも、ロサンゼルス市警の捜査官が同行してサイパンの空港をたち、ロスへ移送される。
ロス市警のジャクソン捜査官らは7日夜、三浦元社長の身柄引き取りのため、サイパンに到着。検事局が8日、元社長のロス移送に向け、パスポートを引き渡すよう地裁に申し立てていた。(時事)