ロス疑惑銃撃事件で、米自治領サイパンで拘置されていた元会社社長三浦和義容疑者(61)=日本で無罪確定=を乗せた民間機が10日未明(日本時間同)、当地の空港からロサンゼルスに向かった。事件を管轄するロス市警捜査官が三浦元社長を移送し、現地時間の10日早朝(日本時間同日夜)、ロスに到着する。
逮捕から7カ月半を経て、ロスで米司法の刑事手続きが始まる。移送後は冒頭手続きとして、三浦元社長の起訴前罪状認否が来週前半、ロス郡地裁で開かれる見通し。弁護側の戦術によっては、その後の手続きが長期化する可能性がある。(時事)