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三浦元社長、容疑認否は3月10日 移送巡り現地地裁

2008年02月26日09時14分

 81年に米国・ロサンゼルス市内で妻一美さん(当時28)を銃撃、殺害したとして、米自治領サイパン島で逮捕された元雑貨輸入販売会社社長三浦和義容疑者(60)について、現地の地裁は25日、容疑事実の認否を3月10日に本人に確認することを決めた。殺人・共謀容疑で逮捕状をとっているロス市警への移送手続きの一環で、審理自体は同5日に始まる予定。

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サイパン地裁で開かれた司法手続きが終わり、法廷を出る三浦和義元社長=25日午後、サイパン・ススペで

 一美さん銃撃・殺害事件については、日本の裁判では三浦元社長の無罪が確定している。25日の地裁の尋問では、容疑の認否については触れられなかった。

 司法管轄外への容疑者の移送については、同自治領には独自の法律がある。現地の法律家によると、犯罪の容疑が存在し、拘束中の本人がその容疑者と特定されているなど基本的な要件が満たされていれば移送を認める内容という。

 3月10日の認否確認も、容疑者と特定されているかなどを確かめる作業の一つで、有罪かどうかの厳密な判断は移送先の刑事裁判で審理されることになるという。

 サイパン検事局によると、市警の担当者が数日中に地裁を訪れ、移送の必要性を補強する資料を提出する意向だという。元社長が早期の移送に同意すれば、手続きを大幅に省いて、身柄を市警側に移す可能性もある。

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