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「ロス疑惑」の類似事件、再訴追不可の司法判断 米地裁

2008年4月12日19時10分

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 【ロサンゼルス=堀内隆】米カリフォルニア州サンディエゴ郡の地裁は11日、国外ですでに判決が出た犯罪を米国内で再訴追できるかどうかが焦点となっている「ロス疑惑」事件と類似したケースで、再訴追不可の決定を下した。今後のロス疑惑の検察、弁護双方の法廷戦術に影響を与えそうだ。

 米メディアによると、メキシコ人のセレスティノ・メンデス・マルティネス被告(43)が88年に同州で元妻を殺害した後、逃亡先のメキシコで逮捕、起訴され、禁固11年の判決を受けて服役。仮出所後の07年、再渡航した同州で同じ容疑で逮捕された。

 カリフォルニア州刑法は04年に改正。国外で判決を受けた事件に限っては、同じ事件で再び罪に問われない「一事不再理」原則の対象外とし、米国内で再び裁くことを可能にした。今回の決定は「法改正を過去にさかのぼらせるのは連邦憲法に違反する」と判断。州刑法改正前に他国で判決が確定している以上、米国で再訴追はできないとした。

 ロサンゼルスで妻を銃撃したとされる事件で日本で03年に無罪確定後、米自治領サイパン島で逮捕された三浦和義元社長(60)の弁護側は、今回の決定と同様の主張をして逮捕状無効を申し立てている。

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