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米英人標的の新勢力?一斉に無差別発砲 インド同時テロ

2008年11月27日15時0分

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 【ニューデリー=小暮哲夫】インド・ムンバイでの無差別テロ事件で犯行声明を出した「デカン・ムジャヒディン(聖戦士)」は、その名からイスラム過激派とみられるが、過去のテロでは聞かれなかった組織だ。これまで主な標的とされてきたヒンドゥー教徒ではなく、外国人を標的にしたともみられ、地元メディアは「新たなイスラム過激派の出現か」と報じている。

 インドでは、今年9月にニューデリーでの連続爆破で20人以上が死亡するなど、昨年以来、主要都市を狙った無差別テロが続いていた。

 その多くで「インディアン・ムジャヒディン(IM)」を名乗るイスラム過激派組織が犯行声明を出し、国内で起きたイスラム、ヒンドゥー教徒間の争いで多くのイスラム教徒が殺されたことへの報復をテロの動機に挙げた。

 IMは、パキスタンの情報機関やイスラム過激派主導とされてきた過去のテロとは違い、パキスタン側の支援を受けながらも、インド人のイスラム教徒が主導する組織とされる。爆破力の比較的小さな時限式の爆発物を複数個所で連続爆破させる、という方法でテロを実行してきた。

 これに対し、今回のテロは過去には例がなかった複数の場所での無差別発砲だ。外国人が出入りする高級ホテルやレストランを狙い、欧米人を人質に取ろうとしたことも、従来のテロとは違う。殺された外国人は6人。「欧米支配への聖戦」を掲げる国際テロ組織アルカイダの影響を受けている可能性もある。

 地元の報道によると、治安当局は今回のテロにつながる事前情報をつかんでいなかった。「デカン」はインド南部の高原の名前だが、武装グループがインド南部出身なのかは不明だ。

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