現在位置:asahi.com>ニュース特集>’08 米大統領選> 記事 クリントン家の腹心なのに…州知事「オバマ氏支持」2008年03月22日12時37分 米大統領選の民主党の候補者指名争いから撤退したリチャードソン・ニューメキシコ州知事が21日、同党のオバマ上院議員を支持すると発表した。ヒスパニック系初の大統領を目指していたリチャードソン氏は、クリントン前政権で国連大使などを歴任し、クリントン家にとって、いわば「腹心」。米メディアはこのサプライズを大きく取り上げている。 オレゴン州でのオバマ氏の集会で知事は、人種問題をテーマにした18日のオバマ氏の緊急演説について「ヒスパニック系米国人として彼の言葉に感動した」。さらにスペイン語に切り替えて「この男は我々を理解し、尊重してくれるだろう」と語った。外交通の知事は、オバマ氏の弱点とされる外交政策について「現実主義や原則、超党派の重要性を分かっている」と持ち上げた。 「もう民主党内の争いをやめ、共和党のマケイン上院議員との厳しい戦いに備える時だ」「私はクリントン政権の一員だったが、いまは米国を前進させるため、新しい世代がリードすべき時だ」と述べた。 知事は前大統領と近く、ヒラリー・クリントン上院議員が大統領候補になれば「副大統領候補か」との観測もあった。クリントン陣営は「大きな意味はない」と平静を装うが、身内の離反は痛手と見られる。後半戦に入った候補指名争いで、ヒスパニック票が勝敗に大きな影響を与えることはないと見られているが、特別代議員でもある知事の決断が他の特別代議員に与える影響などが注目されている。 PR情報 |