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民主・小沢代表、当面は続投 「政権交代、頑張る」

2009年3月24日23時22分

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写真記者会見で涙をぬぐう民主党の小沢代表=24日、東京・永田町、福留庸友撮影

 民主党の小沢代表は24日夜の党緊急役員会などで、公設第1秘書の起訴を受けた自らの進退を説明する中で、当面は代表を続ける意向を表明した。その後の記者会見でも「政権交代に向け、頑張っていきたい」と強調した。党内では当面の続投を容認する一方、今回の説明では国民の理解は得られないとの声が公然と出始めており、最終的に辞任に追い込まれる可能性もある。

 小沢氏は今回の検察の捜査について、民主党を狙い撃ちした「不公正な権力行使」と批判してきた24日の起訴時点で政治資金規正法違反以外に捜査が広がらなかったことも踏まえ、会見では「私の主張が事実であることが明らかになった」と潔白を改めて強調。秘書の逮捕、起訴にも「合点がいかない。納得がいかない」と不満を表明した。

 また、「政権交代を実現することで官僚機構の上に立った自公政権を覆して国民主導の政治を実現することが、私の最後の政治家としての仕事だ」と語った。ただ、強い続投意欲は伝わらず、事件について具体的な説明も乏しかったため、「説明責任を果たしたとはいえない」との声が党内からも上がっている。

 小沢氏は24日夜、党本部で菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、輿石東参院議員会長らと会談して続投方針を伝えた。緊急の役員会、常任幹事会でも説明した。鳩山氏は小沢氏の会見後、「自ら続投を決めたのだから、できる限り国民に理解いただけるように頑張るしかない。いろいろとご批判を仰ぐことになると思う」と記者団に語った。

 ただ、先行きは険しい。党内では当面の続投は容認しつつも、「献金をめぐる報道が相次ぎ、党が受けたダメージは大きい」(若手)との不安が急速に強まっている。小沢氏の説明が国民に理解されなければ、「小沢氏では選挙は戦えない」との声が広がりかねない。すでに若手を中心に代表交代を求める声が出始めた。

 小沢氏も会見で「私が代表を続けることがプラスかマイナスか、それは私にも判断することはできない。すべて国民の受け取り方次第だ」と、世論次第で改めて進退を判断する考えを示唆。27日の党代議士会、参院議員総会に出席し、党所属国会議員に理解を求めるが、いずれ辞任に追い込まれるとの見方も根強く、党内では「続投はあくまでも当面」(幹部)との条件付きと受け止められている。

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