解散したアイドルグループ光GENJIの元メンバーで覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた、無職赤坂晃被告(36)=東京都立川市=の初公判が3日、千葉地裁(新井紅亜礼〈くあら〉裁判官)であり、赤坂被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側が懲役2年を求刑し、即日結審した。判決は30日の予定。
起訴状によると、赤坂被告は昨年12月28日、東京都新宿区のホテルの部屋で、覚せい剤を加熱して気化させ、吸引したとされる。赤坂被告は2007年に同法違反の罪で懲役1年6カ月執行猶予3年の判決を受け、猶予期間中だった。
被告人質問で「執行猶予中になぜ使ったのか」と問われると、赤坂被告は「現実逃避したかった」と答えた。