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「事業仕分けが私自身の流行語大賞かも」1日の鳩山首相

2009年12月1日19時4分

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 鳩山由紀夫首相が1日夕、記者団に語った内容は以下の通り。

 【流行語大賞】

 ――今年の流行語大賞で「政権交代」「事業仕分け」「脱官僚」がトップ10に選ばれた。この結果をどう思うか。首相にとっての今年の流行語大賞は何か。

 「政権交代ね、国民の皆さんと一緒に成し遂げたということで、流行語大賞に選ばれたというのはありがたいことだと思います。ただあんまり政権交代が流行になっちゃいけないのかなと、ほっほ、思います。これ冗談ですよ(笑い)。民主主義はそりゃ政権交代が必要だと思いますから、その意味ではいいと思いますし、事業仕分けとか仕分け人とか、そういうのは入っているんですか。やっぱり事業仕分けというか、仕分け人、がんばってくれたと国民の皆さんが非常に評価をして、政治が変わった、一緒に参加できるぞ、こういう思いがね、今までになく広がったということは、わたくしは、非常に新しい日本の政治の姿を見せることができたと、見させることができたと、そう思っていますから、私にとってもこの政権交代よりも事業仕分けがね、これが流行語に、私自身の流行語大賞かもしれませんね」

 ――友愛は入っていなかったみたいですけど。

 「友愛はですね、実はもう、一度いただいたことがあるんです。わたくしが排除の論理と友愛と一緒に、あの、武村(正義)さんとお別れをした、(新党)さきがけを出て民主党をつくったとき(96年)に流行語大賞いただいているんです。だから2度同じ祝いをいただくわけにはいかないと、そう思っていますから結構です」

 【日銀】

 ――日銀の緊急会合で10兆円規模の新たな市場への資金提供が決まった。これで十分か。また、検討中の経済対策の規模についての考えは。

 「まず、政府と日銀が認識を共有できたと、いうことは大変喜ばしいことだと、そう思います。やはりデフレというものが、緩やかであるけれども広がってきていると。こういう中で、このデフレを止めて、経済をまた活性化させなきゃならんと。その思いのもとで政府も動こうと。また日銀が行動で示してくださったということは、わたくしは評価をしています。がんばってくださったなと、そう思っています。したがって、このことで、これを契機に日本の経済が上向きに転じることを大いに期待したいと、そう思います。その意味での規模感とのお話でありますが、これは週末、今週中にも発表したいと思っていますが、いろいろといま積み上げをはかっているところところです。やはり真の意味で、ま、お金の額以上に国民のみなさんにとって、ある意味での、これで景気先行きがんばれるなというね、勇気を与えるような、そういうメッセージを伝えるような経済対策を打ちたいと、そう思っていますから、それにはそれなりの規模というものも必要だと、そのような理解をしておりますけれども、規模以上にさらに大きな効果があるものを、わたくしどもとすれば経済対策として考えていきたいと、そう思っています。もうしばらくお待ちをいただきたい」

 【財政規律】

 ――来年度の赤字国債について、総理は「44兆円以内に抑えたい」「もっと努力をする必要がある」と言った。税収は40兆円を切る見込みだが、赤字国債の規模をどのように考えるか。税収の落ち込み分をはるかに超えるおそれはないのか。

 「来年度の予算に関して申し上げれば、まだ、今これから予算編成作業をやっていく過程でありますから、まだ予断を許すことはできませんけれども、わたくしはやはり44兆円が独り歩きしているきらいはありますけれども、それはひとつの当然守らなければならない目標だと、そのように考えておりますから、それを赤字、って赤字じゃないや、国債発行額総体とすればですね、44兆円以内に収めたいと、その思いは変わっておりませんし、そうなるようにこれから全力を挙げていただきたい。そのためにもですね、事業仕分けもがんばっていただいている、うー、わけでありまして、また横串なども含めて考えればですね、それを果たすための努力だと、そのように思っていただきたい。何としても、おー、やはり、財政規律というものも、一方で経済は、あー、前向きに展開させなきゃいけませんが、そのためにも財政規律というものも守らなきゃならない。その車の両輪ですか、両方をうまくコントロールする、ということが政府にとって課せられた大きな役割だと思っていますから、その両方を果たすためにがんばります」

 【普天間飛行場移設問題】

 ――昨日に引き続き、きょうも北沢俊美防衛相、岡田克也外相と長い間話をしたと思うが、いったい何を話しているのか。

 「いったい何をって、いろいろと雑談しております。食事しながら。ま、当然のことながら、外務大臣、防衛大臣との話し合いでありますから、一番のメーンは普天間の移設をどのように考えるかということであります。そのことに関して、まだ検証中でありますし、いわゆるハイレベルというか、(日米の)作業ワーキングチームでご努力いただいているところでありますんで、その経過などをうかがいながらですね、時間的な、あー、流れの中でどのように結論を見いだしていくことができるかと。また、他党のみなさんがどのようにお考えなのかというようなことも含めて検討を進めているところであります」

 (秘書官「よろしいですか」)

 「まだ結論が出ているわけではありません」

 (秘書官「よろしいですか。外交日程があるので」)

 【沖縄密約】

 ――よろしいですか。

 (秘書官「最後の1問にしてください」)

 ――沖縄密約情報公開訴訟で、外務省の吉野文六・元アメリカ局長が出廷。沖縄返還協定で米軍用地の原状回復補償費400万ドルを日本が肩代わりするという密約を法廷で証言した。受け止めと今後の対応があれば。

 「うん、わたくしは前から、この、なかなか旧政権、政権が変わらないと、おー、密約というものがあったとしても、それをなかったと言い続けてきていたわけですから、ある意味での無謬性(むびゅうせい)みたいなことから、あー、密約というものを認めてなかったと、そう思います。しかし、現実にですね、いま、岡田大臣の元で、特に外務省、おー、あるいはアメリカとの間のことも含めてですが、密約があったのではないかという疑いが出てきたと。その中のひとつの貴重な証言だと、理解をしておりまして、わたくしどもとすれば、いま事実関係というものを確かめている最中でありまして、え、政権としても事実関係を確認を、おー、することができた暁には、そのことを国民の皆さんにしかるべき手段でお知らせをしたい、そのように考えております」

 (秘書官「よろしいですか。ありがとうございました」)

 「すいません、時間がなくて」

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