インフルエンザを吹き飛ばそうと演じられた市川海老蔵の「にらみ」=3日午後、大阪市中央区の大阪松竹座、筋野健太撮影
歌舞伎役者の市川海老蔵さん(31)が、大阪松竹座(大阪市中央区)特別舞踊公演初日の3日、新型インフルエンザ退散への願いを込めて「にらみ」を披露した。
目をむき見得(みえ)を切る「にらみ」は家の芸で、見れば1年間風邪をひかないと言われる。「大阪を元気づけよう」と急きょ演目に採り入れた。10日の千秋楽まで続ける。
「少しでもお役に立ちたい」と、眼力全開でぐっと型を決めると女性の多い客席からは風邪も吹っ飛びそうな大歓声。早くも御利益は抜群?