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映画「感染列島」ANA機内上映中止へ 「臨場感怖い」

2009年5月20日8時18分

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 新型の豚インフルエンザの感染が広がるなか、成田発着の国際線の一部機内で、ウイルスの脅威を描いた映画「感染列島」が上映され、乗客から賛否両論の声があがっている。機内では映画に出てくるような防護服姿の検疫官による検査が行われていて「臨場感がありすぎて怖い」との声も。そうした客の不安に配慮し、全日空(ANA)は今月末での上映中止を決めた。

 「感染列島」は新型ウイルスが爆発的に流行し、社会に恐怖や混乱をもたらす様子を描いた。あくまでフィクションだが、防護服を着た医師らが治療に奔走する。

 ANAや日本航空(JAL)は4月から「感染列島」を一部の国際線で上映している。成田から上海に向かう機内で「感染列島」を見た会社員男性(38)は、途中で見るのをやめたという。「現実になりそうで怖くなりました」。外資系証券会社の男性(35)はアメリカから帰国する機内で「感染列島」を見終えた直後に、成田空港に到着。防護服の検疫官の姿に「映画の世界そのままで戸惑いました」と苦笑する。

 ANAによると、当初「感染列島」は6月まで上映する予定だった。乗客から強い苦情があったわけではないが、同社は「映画と状況が似ているので、重ね合わせて不安になる人もいるのではないか」と自主的に判断。5月で中止し、その後は別の映画に切り替えるという。

 一方、日本航空は「特に問題はない」として、予定通り5月末まで上映を続ける方針だ。(佐々木学、島康彦)

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