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東京・川崎の2生徒、空港の検査では陰性 新型インフル

2009年5月21日1時30分

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 新型の豚インフルエンザの感染者が20日、首都圏でも確認された。東京都八王子市と川崎市に住む女子高校生2人は米ニューヨークから帰国。空港での検疫では感染が確認されず、そのまま帰宅していた。2人が通っていた学校では校長が深夜に記者会見し、生徒の容体を思いやった。

 19日午後。成田空港で検疫官のサーモグラフィーが発熱している人を覚知した。ニューヨークからのコンチネンタル機で帰国した洗足学園高校の女子生徒2人だった。

 高校など関係者によると、2人は隣り合う席に座っていた。八王子市の女子生徒は帰国前の夜は元気だったという。だが機内で発熱や悪寒などの症状が出て、熱が39度まで上がっていた。また川崎市の女子生徒は帰国時に37.6度の熱があった。

 2人は簡易検査を受けた。だが結果はインフルエンザA型、B型とも陰性。入国を認められた。学校には「みんな無事に着きました。サーモグラフィーに反応が出たが、陰性でした」と連絡があったという。

 熱がある2人は検疫官にマスクを着けるよう勧められ、それぞれの自宅に向かった。八王子市の女子生徒は、リムジンバスや京王相模原線とJR横浜線の電車の中ではマスクをして眠っていたという。

 八王子市保健所長は「行動の状況からみて、帰宅途中に他の人に感染を広げた可能性は少ないと判断している」という。

 感染した女子生徒2人は2年生。3年生4人や引率の米国人女性教諭1人とともに11日夕に成田を出発し、14〜16日にニューヨークで模擬国連全米大会という会議に参加した。

 関係者によると、この会議はNGO「米国国連協会」が主催し、国連が後援。ニューヨークの国連本部などで開かれ、各国から2千人以上が参加していたという。

 一行は会議のほか、現地校を訪問して交流会に参加する予定だったが、学校のある地区でインフルエンザ感染が広がっているために中止したという。博物館見学も中止したが、市内観光やミュージカル観劇はしたという。

 主催者は参加者に対し、手洗いなど感染予防を心がけるよう呼びかけていた。だが、同行していた人によると「米国ではマスクをしている人は病気扱いされるのでつけない人が多かった」という。

 女子生徒らは日本から参加したほかの高校の生徒とともに、マンハッタンのホテルに泊まった。感染した2人はホテルでも同室だったという。

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