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新型インフル「ワクチンは任意接種で」 厚労省方針

2009年8月20日12時46分

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 厚生労働省は20日、新型インフルエンザのワクチンについて、全額自己負担の「任意接種」とする方針を明らかにした。同日午前、都内で開催された専門家や患者団体との意見交換会で上田博三健康局長が説明した。

 上田局長はワクチン接種の目的について、「蔓延(まんえん)防止」よりも「重症化防止」に力点を置く必要があるとの認識を示したうえで、「流行防止ではないなら、基本的には任意接種になる」と説明した。

 予防接種は、公費負担がある「定期接種」と、全額自己負担の「任意接種」がある。新型インフルはどうするかはまだ決まっていない。

 厚労省は27日にも意見交換会を開き、9月中に接種の優先順位を決定。10月中に接種を始める考え。ワクチンは先月下旬から国内で製造を開始。当初は年内に約2500万人分程度を用意できるとみていたが、1300万〜1700万人分ほどに下方修正、準備が間に合わなければ混乱を招きかねず、不足分の輸入も検討している。

 ワクチン接種は1回5千円前後かかる。意見交換会に出席した岡部信彦・国立感染症研究所感染症情報センター長は「小児の場合は新型のワクチン接種が2回、季節性の2回を合わせると計4回にもなる。任意接種にするなら保護者の費用負担は大きい。何らかの対策が必要だろう」と指摘している。(野瀬輝彦、大岩ゆり)

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