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新型インフルウイルスの免疫部分、季節性と共通点多数

2009年11月17日8時40分

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 新型インフルエンザウイルスの免疫にかかわる「目印」部分に、これまでの季節性インフル(Aソ連型)と共通した部分が多数あることを、米ラホイヤアレルギー免疫研究所などが突きとめた。ワクチン接種が1回だけで免疫力が得られる理由の可能性もある。今週の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表する。

 病原体を抑える免疫反応には、大きく分けて2種類ある。特殊なたんぱく質(抗体)がウイルスなどを攻撃する液性免疫と、リンパ球(T細胞)が攻撃する細胞性免疫だ。これまで、高齢者の一部から新型ウイルスに反応する抗体は見つかっていた。

 研究チームはT細胞に注目。ウイルスにある「抗原決定基」と呼ばれる免疫反応にかかわる部分を調べた。すると、ある種のT細胞が反応する抗原決定基は、季節性インフルのAソ連型に78個あり、このうち54個が新型インフルでも見つかり、69%が同じことがわかった。

 研究者は季節性と新型のウイルスが共通する部分を持つため、多くの人が何らかの免疫反応を持っている可能性を指摘している。

 十分な免疫力を得るために新型ワクチンは2回接種が必要と考えられてきたが、臨床試験では1回で十分との結果が出ており、専門家の中には細胞性免疫が関係するとの見方もある。(小堀龍之)

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