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私のマニフェスト

私のマニフェスト 「天下り全面禁止」若林さんに聞く

2009年9月1日0時41分

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 インタビュー企画「私のマニフェスト」には数多くのご意見が寄せられました。中でも、天下り全面禁止を訴えたジャーナリスト・若林亜紀さんのマニフェストには、最も多くの反響がありました。そこで、若林さんに集まった意見・感想を伝え、改めて話を聞きました。

   ◇

 天下りの実態を具体的に知ってもらい、たくさんのコメントをいただけてうれしく思います。「私も実際に見た」という体験談がいくつも届いたことが印象的でした。

 天下りは、国だけでなく地方自治体にもあります。アサヒコムに寄せられた投稿の中で、県庁から天下ってきた退職者が週2回だけ出てきて仕事もせずに60万円もらえるのに、自分は時給800円で早退すると15分単位で給料を減らされた、という体験談がその典型です。天下りは全国津々浦々にあり、国をむしばむ病になっているのだと確信しました。

 今まで官僚たちは「美しいウソ」をついてきました。能力があるとか、ノウハウがあるとか、ウソのパッケージで自分たちの利権を守ってきたのです。

 しかし、今や多くの人たちが、日本がのっぴきならない財政状況にあることを知っています。彼らのウソは、もう通用しません。自分にも関係のあることだと、国民みんなが実感し始めているのです。

 これまで多くの政治家たちが、天下りをなくすと言ってきました。しかし、天下りはなくなっていません。有権者は「なめられてきた」のです。

 天下りを根絶するには、選挙で票を投じ、選挙後も関心を持ち続け、政策の行方を見届けることが大事です。有権者の持っている力を、常に政治家に意識させなければなりません。

 大切なのは、1票を持つ私たちが政治家への期待と監視を続けること。天下りの廃絶は、そうしてこそ可能になるのだと思います。

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