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子ども向け放射線展、イベントから勉強会に衣替え

2011年7月24日8時51分

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写真:昨年の「みんなのくらしと放射線展」。小中学生とその保護者約1万6千人が訪れた(同実行委制作のDVDから)拡大昨年の「みんなのくらしと放射線展」。小中学生とその保護者約1万6千人が訪れた(同実行委制作のDVDから)

写真:昨年の「みんなのくらしと放射線展」。小中学生とその保護者約1万6千人が訪れた(実行委員会制作のDVDから)拡大昨年の「みんなのくらしと放射線展」。小中学生とその保護者約1万6千人が訪れた(実行委員会制作のDVDから)

 原子力関連団体などが費用を出す大阪の子ども向け科学イベント「みんなのくらしと放射線展」が今夏、姿を変える。大阪府立大の研究者らが放射線の「有用性」を紹介してきたが、福島第一原発事故で放射能への不安が高まったのを受け、イベント色を排し数十人規模の勉強会に縮小する。

 1984年に始まり、今年で28回目。昨年は4日間で1万6千人が参加した。「農業」「工業」「医療」「発電」の4ブースで、実験やクイズを通して医療用X線やジャガイモの発芽防止など放射線が役立つ側面を強調してきた。

 「日本原子力文化振興財団」「関西原子力懇談会」など9団体の賛助金で運営。大阪府立大の奥田修一教授は「展示は放射線に関してが主で、原発の是非には中立だった」と話す。事故や被曝(ひばく)の危険性の説明はなかった。今年はクイズや科学ショーをやめ、放射線測定器の使い方など実習を充実する。「人体影響がみられない放射線量」という従来の記述も断定を避け、「影響がわかっていない」などとする。

 8月18〜20日、大阪市西区の大阪科学技術センターで。対象は18日が小中学生(定員50人)、19日が教職員(同80人)。20日は一般向けシンポジウム「放射線の健康影響」(同150人)で研究者らが疑問や不安に答える。問い合わせは運営事務局(072・254・9804)へ。(阿久沢悦子)

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