現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 東日本大震災
  5. 記事
2012年2月28日23時49分
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

関電、大学に2.9億円寄付 過去10年間で

 関西電力は28日、大阪市と大阪府が求めていた経費支出などの情報開示請求に対して回答し、内容を公開した。過去10年で計24件、2億9千万円の大学への寄付を明らかにしたが、政治家のパーティー券購入の実績など全体の3分の1にあたる項目では、一部または全体の開示を拒否した。

 大阪市は関西電力の筆頭株主。府市は脱原発依存に向けたエネルギー戦略をまとめ、6月の株主総会で関電に提案する方針だ。どの程度節電すれば原発を再稼働せずに済むかや、関電がどう費用を削減すれば値上げが避けられるかなどを分析するため、関電に関連データの2月末までの開示を求めていた。

 府市側が要求した31項目のうち10項目で、関電は一部または全体の回答を拒んだ。大学への寄付については総額を明らかにしたものの、寄付した先の大学名や、関連団体・企業からの寄付は開示しなかった。電力業界の寄付をめぐっては、過去に内閣府原子力安全委員会の委員を務める大学教授らが受け取っていたことが判明している。

 パーティー券の購入については「法令上の義務がない」として拒否。発電所の警備など関連業務の委託先一覧や種類ごとの燃料調達の価格も、契約の秘密などを理由に開示しなかった。

 府市は来年3月までの電力の需要見通しを30分単位で開示するよう求めたが、関電は「計画を策定中」として見通し自体を示さなかった。(清井聡)

検索フォーム

朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

東日本大震災アーカイブ

グーグルアースで見る被災者の証言

個人としての思いと、かつてない規模の震災被害、その両方を同時に伝えます(無料でご覧いただけます)

プロメテウスの罠

明かされなかった福島原発事故の真実

福島第一原発の破綻を背景に、政府、官僚、東京電力、そして住民それぞれに迫った、記者たちの真実のリポート

検索

亡くなられた方々

| 記事一覧