現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 東日本大震災
  5. 記事

水俣発バリトン、支援広がれ 龍さん、7月30日公演会

2011年6月18日0時49分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 東日本大震災の被災地復興を支援するため、熊本県水俣市出身のバリトン歌手、龍進一郎さん(36)が7月30日、同市文化会館でオペラコンサート「Send LOVE Concert〜水俣から愛を」を開く。龍さんは4月以降、被災地でのボランティア活動にたびたび参加。17日の記者会見で「歌声を通して支援の輪を広げたい」と話した。

 龍さんは東京在住。県立水俣高校、国立音大を卒業後、バリトン歌手として新国立劇場と契約し、オペラを中心に活躍している。

 都内のカフェで週1回開かれる無料ライブイベントに参加しており、このカフェに勤める菓子職人が岩手県陸前高田市の出身だったことがきっかけで、イベント仲間で被災地支援を始めた。同市に支援物資を届け、カフェのメニューを提供する炊き出しもしている。

 かねて「他者のために歌うことはできないか」と考えていた龍さん。故郷でのチャリティーコンサートを思い立ち、「水俣も風評被害などで深い傷を負った街。今はつらくても、それを越えれば希望があるとの思いを伝えたい」。チケットの売り上げは全額、義援金や支援物資として届けるという。

 曲目は、「見上げてごらん夜の星を」「千の風になって」など親しみやすいものから、米国の黒人奴隷が将来への希望を託して歌った「ディープ・リバー」など。妻のソプラノ歌手、三佳代さんも共演し、龍さんが所属した水俣高音楽部(合唱部)の部員が賛助出演する。

 午後6時半開演。前売り千円(高校生以下500円)、当日券1500円。水俣市の水光社本店サービスカウンター、もやい館などで販売。コンサート運営のための協賛広告や賛助金も募っている。問い合わせは事務局の龍美光さん(080・3959・3019)へ。

検索フォーム

朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

東日本大震災アーカイブ

グーグルアースで見る被災者の証言

個人としての思いと、かつてない規模の震災被害、その両方を同時に伝えます(無料でご覧いただけます)

プロメテウスの罠

明かされなかった福島原発事故の真実

福島第一原発の破綻を背景に、政府、官僚、東京電力、そして住民それぞれに迫った、記者たちの真実のリポート

検索

亡くなられた方々

| 記事一覧