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首都圏では帰宅難民 電車ストップ、タクシー乗れず

2011年3月11日19時7分

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写真拡大JR新宿駅前は避難する人たちであふれた=11日午後3時34分、東京都新宿区、朝日新聞社ヘリから、水野義則撮影

写真拡大地震で交通機関が止まり、歩いて移動する人たち=11日午後3時55分、東京・日比谷、樫山晃生撮影

写真拡大止まった山手線から線路上に降りて避難する乗客たち=11日午後4時45分、東京都港区、井上未雪撮影

写真拡大帰宅できない通勤客であふれる渋谷駅=11日午後6時、東京都渋谷区、三浦英之撮影

写真拡大帰宅できない通勤客であふれる渋谷駅=11日午後6時、東京都渋谷区、三浦英之撮影

 首都圏の駅は、電車が止まって帰宅や移動ができなくなった人でごった返した。

 JR有楽町駅付近では11日夕、交番で道を聞いたり、駅前にある地図を携帯で写真にとって帰る道を探したりする人が殺到した。

 近くに勤める横浜市戸塚区の男性会社員(59)は会社から「早めに帰れる人は帰るように」と指示を受け、帰宅する途中という。「家まで40キロ以上あり、歩くのは無理。最悪の場合、会社に戻るしかないかな」。家族とはメールで連絡を取り、無事を確認したという。

 銀座にいた埼玉県上尾市の女性(31)は「とりあえず上野までは歩こうと思うが、歩いて帰れる距離ではない」と途方に暮れた様子。中野区の男性会社員(35)は「電車は動きそうにないし、情報もないので歩いて帰るしかない」と歩き始めた。

 東京・秋葉原。高層ビルの1階でテレビのニュースを見ていた会社員の男性(26)は「家は川崎市。電車が止まっており、他の手段で帰ろうとしたが、タクシーはつかまらないし、バスはルートがわからない。公共交通機関がないとみんな動けないし、仕方ないですね」とあきらめ顔。

 職場はビルの26階。「長い横揺れで、乗り物酔いのように気持ちが悪くなった。阪神大震災も経験しているが、全然別の種類の揺れだった」と振り返った。

 ファミリーレストランで入店待ちしていた就職活動中の女子学生(21)は、日本橋近くで会社説明会を受けていたら地震に遭った。「説明会は中止。秋葉原なら電車が動いているかもと歩いてきたのに…」とがっかり。自宅は東京都西東京市だ。「地震で帰れないし、就職は決まらないし最悪です」と疲れた表情。電車が動かなければファミリーレストランで一晩過ごすつもりだという。

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