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東電副社長「心からおわびします」 避難所で住民に謝罪

2011年3月22日19時24分

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写真:避難所を訪問し、住民に謝罪する皷紀男・東京電力副社長(中央)=22日午後3時、福島県田村市、下地写す拡大避難所を訪問し、住民に謝罪する皷紀男・東京電力副社長(中央)=22日午後3時、福島県田村市、下地写す

写真:避難所を訪問し、住民に謝罪する皷紀男・東京電力副社長(右)=22日午後3時、福島県田村市、下地写す拡大避難所を訪問し、住民に謝罪する皷紀男・東京電力副社長(右)=22日午後3時、福島県田村市、下地写す

 東京電力の皷紀男(つづみ・のりお)副社長が22日、福島第一原発の周辺に住む約600人が避難している福島県田村市の市総合体育館を訪ね、住民に「心からおわびします」と謝罪した。事故を受け、同社役員が住民に直接謝ったのは初めて。

 皷副社長ら同社幹部に対し、住民たちは正座して「よろしくお願いします」「頑張ってください」などと声をかけるなど、冷静な対応が目立った。

 「まだ見通しがつかないの」と問いかけた農家の男性に、皷副社長は「全力を尽くします」と答えた。男性は「我々は1年間作物を作らないと困ってしまう。原発をつくる時、ある程度の地震には耐えられると言っていたはず。早く家に帰れるようお願いしたい」と静かに訴えた。

 10分ほどで体育館を出た皷副社長は、報道陣に「皆さんの姿を見て、過酷な状況に住まわれていると事態の重大さを痛感した。いまは一刻も早く事態を収束させるべく努力する」と話した。

 同体育館に避難している同県大熊町の渡辺利綱町長は「複雑な思いはある。発電所を早く安定した状態にし、今の危機的な状況を脱してもらいたいと伝えた。生まれ育った町を早く再建したいが、いろいろな課題があり、町の将来設計まで進んでいない」と語った。(下地毅)

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