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計画停電に負けるもんか 前橋の商店、暗さ逆手に演出

2011年3月29日6時41分

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写真:停電終了をドラで商店街に伝える飲食店オーナー=17日午後5時8分、前橋市千代田町3丁目の「ヤギカフェ」拡大停電終了をドラで商店街に伝える飲食店オーナー=17日午後5時8分、前橋市千代田町3丁目の「ヤギカフェ」

写真:宮城県の特産を使った油麩丼=前橋市本町1丁目のカフェ和坂拡大宮城県の特産を使った油麩丼=前橋市本町1丁目のカフェ和坂

写真:停電中もロウソクを並べて営業する居酒屋=18日午後7時21分、前橋市千代田町2丁目の「集い屋」拡大停電中もロウソクを並べて営業する居酒屋=18日午後7時21分、前橋市千代田町2丁目の「集い屋」

 計画停電に負けるな――。大型店が半日営業を強いられているなか、前橋市千代田町や本町、三河町の中心商店街がふんばっている。まちなかを歩いた。

 「呑竜仲店(どんりゅうなかみせ)」は、終戦直後の闇市がルーツの8店の商店街。17日夕、停電が終わって照明がつくと、飲食店「ヤギカフェ」オーナーの清光美郷(せいこう・みさと)さんが、ドアを開けてドラをたたき、商店街に通電再開を伝えた。ドラは、清光さんが収集している民族楽器のひとつ。「こんな使い方をすることになるとは思わなかった」。夜の停電時は閉店する。

 居酒屋「集い屋」は、夜の停電時もカウンターやテーブルにたくさんのろうそくを並べて営業している。18日の初の夜間停電時は、ふだんとは異なる店の雰囲気に常連客らはやや興奮気味。三河町の居酒屋「にんにくや前橋店」は、停電になると自家発電機を使い、店の照明の一部をともしている。

 東北の食材を積極的に使おうとする店もある。

 飲食店「カフェ和坂(なごみざか)」は26日、宮城県・登米地方特産で、麩(ふ)を油で揚げてつくった油麩(あぶらふ)とネギをごはんの上にのせ、卵とじで食べる油麩丼をランチメニューにした。オーナーの吉羽清子さんは「定番のメニューにしようかと思う。東北の食材を使うことが復興の手助けになる」。(石渡伸治)

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