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枝野官房長官の会見全文〈1日午前11時〉

2011年5月1日12時27分

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 枝野幸男官房長官の1日午前11時の記者会見の内容は次の通り。

 【冒頭】

 私からの発表事項はありませんので、みなさんからどうぞ。

 【仮設住宅への入居見通し】

 ――参院予算委員会で菅首相が、仮設住宅について改めてお盆までに内閣の責任として実現すると答弁した。仮設住宅の完成時期をめぐる政府の発信がふらふらするのは被災者に迷惑だが、首相が言ったのは、政府全体としてもお盆までに、ということでいいか。

 予算委員会のやりとりの中でもあったが、総理の強いご意志を踏まえて、国交省において工程表というか、それをしっかりと打ち出していくという作業をしていただいていると承知している。

 ――首相は「やる」と言うが、国土交通相は厳しいと発信している。現状までではお盆までにというのは厳しいが、首相の強い意向で前倒しで作業するということか。

 住民のみなさん、被災者のみなさんにとって大変強いご要望であるし。何とかそれを実現をするべく、総理の強い意志に基づいて国交省によってそれを前倒しをする努力をさらに進めていただいているのが今の状況だと思う。

 ――まだメドは立っていないが、実現するべくやっていくということか。

 国交省のほうの、総理の強いご指示、それは別に今日初めて出たわけではないので。それを踏まえて作業していると思うが、その具体的な、作業のプロセスまでは承知していない。ただ、工程表をある程度の期間で示すという趣旨のことを、今日も国交大臣が話していたので。総理の強い意向を踏まえた工程表が示されるものと思っている。

 【クールビズ】

 ――今日からクールビズ。枝野長官は率先しているが、予算委員会を見ていると閣僚で対応がバラバラだ。どう考えるか。

 クールビズというか節電ビズというか、これはその服装が目的ではなくて。それによる冷房温度の設定を高くすることで節電に資するということが目的だ。従って服装そのものが自己目的ではないので。そういったことも冷房温度を高めに設定するということの中で、社会的にお互いにみんなで共有しようということなので。必ずしもみなさんに軽装を強要するものではない。

 私自身も今日、迷いましてですね。目的からすれば、今日は比較的気温も低い状況であるし。私自身もどちらかといえば、どちらも似合わないといえばそれまでなのだが、あまり似合うと思っていませんので。個人的にはいろいろ思ったが、まさに例年と違って1カ月前倒しで今日から、それぞれのご判断で軽装ということをお互いに共有しましょうということを呼びかけている、環境大臣と並んで当事者なので、そこは個人的な思いは別として、私自身は率先してわかりやすく、今日からクールビズというか節電ビズですということがわかる格好で来た。

 【税と社会保障一体改革】

 ――予算委員会で野田財務相が、税と社会保障の一体改革の成案を踏まえないと第2次補正予算案は作れないと言ったが。どうリンクするのか。

 まあ、野田大臣にお尋ねをいただきたいと思うし。昨日の民自公3党合意にあるようなことをやろうとすれば、ということの、あの、それを2次補正でということであればということの相関関係ではないかなと思っている。

 つまり、年金の2分の1財源ということについては、一種の抜本改革を踏まえてやっていると。それを2次補正の中でやろうとすれば、というロジックならば、そういうロジックになるだろうなと思っているが。2次補正そのものをいつどう編成するかということについては、必要であるという共有まではしているが、確定的に政府として見解をまとめているわけではない。

 ――成案を踏まえるということになると、6月末の国会会期は閉じるしかない。

 繰り返しになるが、野田大臣がおっしゃった趣旨は今申し上げたような趣旨だと思うので、それはその通りだと思うが、では、2次補正をそれとは別に、いつどう出すのか、それから、それと国会の会期をどう考えるのか、ということについては、まだ検討に入っていない。

 【被災者の二重ローン問題】

 ――いわゆる二重ローンの問題。救済に向けた政府の検討状況と、今後、公的資金を投入しての救済の可能性は。

 二重ローンの問題を解決をしたいというのは政府として、統一した認識だ。問題は、二重ローンといってもいろんなケースがあるので。どういうやり方をすれば実際に、政策的に必要な二重ローンの救済が可能であるのか、ということについては率直に申し上げて、なかなか難しい問題であるというのがここまでの状況だ。金融庁をはじめとして、金融政策を抱えている関係各省含めて、それぞれ、ご検討をいただいている状況だというふうに認識をしている。

 昨日は、与党から復興に向けた民主党のビジョンの申し入れの最後で、ぜひ、与党においてもいろいろな知恵がないかどうかご検討いただきたいという趣旨のことを私からもお願い申し上げた。また、各省間において横の連携もしながら、いい知恵がないかどうか、さらに検討強化をしていけるように調整をしてみたいと思う。

 【復興関連組織の改編】

 ――枝野さんは以前、復興に向けた本部がいろいろあり整理検討したいと言ったが、検討状況はどうなっているか。

 おおむね、現時点のものをどうわかりやすくするかということについては、概ねできている。明日か6日か、9日か。それくらいの感じでまとまったものをご報告できるんじゃないかと思っている。

 【小沢・鳩山会談】

 ――一部報道で、鳩山前首相が小沢元代表に「菅降ろし」自粛を要請したと。受け止めを。

 はい。あの、いわゆる政局的なことについてのお話だと思うし、また、直接どういう趣旨でどういうご発言されたのかということを伺っているわけではないので、いつものとおり、直接的なコメントは控えさせていただきたいと思っている。

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