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福島原発の鉄塔倒壊、土砂崩れが原因 震災の揺れで

2011年5月17日0時35分

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 東京電力は16日、福島第一原発へ電気を供給する鉄塔が倒壊したのは、東日本大震災の揺れで起きた土砂崩れが原因とする見解を発表した。また、第一原発、第二原発の地震計の一部で、記録が途切れていたことを明らかにした。経済産業省原子力安全・保安院は各電力会社に地震計の確認を指示する。

 東電が保安院に提出した報告書によると、倒壊した鉄塔は敷地西側にある。揺れで直接壊れてはいなかったものの、土台を含む盛り土が崩れて倒れていた。また、別系統の電源でも、所内や変電所の機器が壊れたり津波で浸水したりした。

 第一原発2、3、5号機では2006年制定の新耐震指針で想定した揺れを上回ったことが確認されていたが、1号機でも一部の周期で想定をわずかに上回った。地下200メートルの岩盤で観測された揺れは想定より小さく、今後地上への揺れの伝わり方や、揺れによる機器への影響の分析を進める。

 地震計の記録は、第一原発の7カ所、第二原発の11カ所で130〜150秒以降が中断していた。記録装置のソフトに不具合があり、長時間繰り返す揺れに対応できなかった。東電は、ほかの地震計の記録はあるため分析への影響は小さい、としている。(佐々木英輔)

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