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3号機にも作業員入る 原子炉建屋内は高線量

2011年5月19日12時41分

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 東京電力は19日、福島第一原子力発電所3号機の原子炉建屋に前日の18日に作業員2人が入ったと発表した。3号機の原子炉建屋に作業員が入ったのは事故後初めて。放射線量は最大で毎時160〜170ミリシーベルトと高かった。今後復旧作業に影響しそうだ。

 3号機は、水素爆発が再び起きるのを防ぐため、原子炉格納容器に窒素注入の準備を進めている。18日夕に防護服姿で空気ボンベを担いだ東電社員2人が10分間原子炉建屋内に入り、窒素注入予定の配管や弁、現場の放射線量を調べた。配管を通す弁の付近は、毎時50ミリシーベルトだった。

 3号機はこれまで、遠隔操作ロボットが入り原子炉建屋を調査。地震発生3日後の3月14日に起きた水素爆発で、コンクリート片などが建屋内に散乱していることを確認している。放射性物質が付着し放射線を発しているとみられる。

 これで、福島第一原発では、震災発生時に運転中だった1〜3号機のすべてに作業員が入った。1号機では原子炉圧力容器とつながる配管付近で毎時2千ミリシーベルトを観測している。

 原子炉建屋の破損が少ない2号機では、建屋内が高温多湿な状態。建屋1階のいたるところに水たまりがあり、南西の大きな水たまりでは最大毎時50ミリシーベルトを観測した。(木村俊介)

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