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静岡の本山茶一部、基準超える放射性物質 出荷自粛要請

2011年6月9日23時16分

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 静岡県は9日、静岡市葵区の茶工場が生産した「本山(ほんやま)茶」の一番茶の製茶から、国の基準(1キロ当たり500ベクレル)を超える679ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は同工場に商品回収と出荷自粛を要請。週明けにも同じ地区にある約100の茶工場でサンプル検査をする。

 国は今後の検査結果を受けて出荷停止の必要性や対象範囲を判断する。

 製茶は、摘んだ生茶葉を蒸して乾燥させた荒茶から、ごみを取り除くなどしたもの。

 この工場から製茶を購入している東京都の食品通販業者が自主検査したところ、一部で基準を超えるセシウムを検出。報告を受けた県がサンプルを回収し、厚生労働省横浜検疫所で分析していた。通販業者は既に出荷を停止し、製品を回収中という。

 本山茶は静岡市葵区と駿河区で収穫される。茶の生産量で全国一の県では、全体で例年、計約3万5千トンの荒茶の収穫がある。静岡市の昨年の荒茶生産量は3240トン。本山茶は、このうち3分の2を占める。

 県は「推計では、飲用茶になるとセシウムは製茶の85分の1に薄まるので、健康に影響はない」と説明した。

 県は今回、これとは別に県内19産地の一番茶の製茶を検査。このうち8産地は基準を下回っており、この日は残りの11産地も基準以下だったと公表した。

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