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福島のがれき、8千ベクレル以下の焼却灰埋め立てへ

2011年6月19日20時52分

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図:福島県内のがれきの処理方針拡大福島県内のがれきの処理方針

 環境省は19日、福島第一原発の事故の影響で放射性物質が付着したおそれのある福島県内のがれきの処理方針をまとめた。汚染物質を除く設備を備えた焼却炉で処理し、焼却灰は放射性セシウムが1キログラム当たり8千ベクレル以下であれば埋め立て処分できるなどとしている。

 同省は、今週中にも福島県に通知する方針。がれき処理を中断している市町村は、早ければ今月中にも処理を再開するとみられる。

 会津地域と、中通り地域の10町村については、環境省などの調査で放射線量が他県と変わらないとして、通常の処理を認めている。福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域と一部20キロ圏外にある計画的避難区域については、処理方針が固まっていない。

 焼却灰に処理基準を設けて処理を進めるのは、これ以外の27市町村。「セシウムの放出をほぼ100%防げる」という除去設備を既に備えた県内の施設でがれきを焼却する。焼却灰は、8千ベクレル以下であれば埋め立て場所を記録するなどして県内の最終処分場に埋め立てる。8千ベクレルを超えれば最終処分場などで一時保管する。その後の処理は未定だが、同省は福島県内に新設する最終処分場に埋め立てる方向で検討している。

 除去設備に付いた灰は、セシウムが濃縮されやすい性質を持っているため、すべて一時保管する。コンクリート片などの不燃物は、埋め立て処分する。実際の処分にあたっては焼却灰や排水などを測定して、安全性を確認するという。

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