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2011年9月9日8時15分
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ネット販売の放射線測定器、結果ばらつき 生活センター

 「高精度」をうたいインターネットで販売されている比較的安価な放射線測定器は、測定結果にばらつきが大きい――。国民生活センターは8日、空間の放射線量を測る測定器について、商品テスト結果を公表した。センターは「機器の値をただちに信用するのは避け、国や自治体が公表するデータなどを参考にして判断してほしい」と呼びかけている。

 テストしたのは、6月下旬の価格が3万6千円〜6万2千円の9商品。いずれも海外製か製造国が不明の機種で、通信販売のウェブサイトで人気商品として紹介されていたものという。これに約60万円の日本製測定器を加えて、10機種を同じ条件でテストした。

 測定は10回行った。放射性セシウムをそばに置き、測定値が毎時0.115マイクロシーベルトになるように設定した実験では、日本製の測定器の統計学的な誤差は8%だった。それに対し低価格の測定器は、34〜203%の誤差が生じた。9機種のうち6機種は100%を超す誤差がでた。説明書に書かれた誤差を大きく超えるものが目立った。

 センターの担当者は、食品検査にはより低線量の正確な測定が必要だとし、「こうした機器は食品の汚染を判別する目的では使えない」と指摘している。全国の消費生活センターには3月11日以降、放射線測定器に関する相談が391件寄せられている。(小林未来)

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