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2011年9月20日22時23分
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タブレット端末で仮設の高齢者見守り 画面で会話・通報

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写真:全国介護者支援協議会の担当者から端末の操作について説明を受ける(左から)玉田ヨシ子さん、実さん夫妻=20日午後、宮城県名取市下増田、小宮路勝撮影拡大全国介護者支援協議会の担当者から端末の操作について説明を受ける(左から)玉田ヨシ子さん、実さん夫妻=20日午後、宮城県名取市下増田、小宮路勝撮影

 東日本大震災で被災して仮設住宅で暮らすお年寄りたちを、タブレット端末で見守る試みが宮城県で始まった。全国介護者支援協議会(全介協)とKDDIが協力し、将来は被災3県に広げたい考えだ。

 「画面にタッチしてください。相談員と話すこともできます」。20日、宮城県名取市の仮設住宅で配られた端末を前に、玉田実さん(70)夫婦に全介協職員が話しかけた。

 端末にはA4判ほどの画面に非常事態を伝える「緊急!」の表示があり、触れると緊急通報ができる。東京にある全介協事務所職員と話ができる「きずな談話室」もある。

 妻のヨシ子さん(68)は「急に具合が悪くなることがあるので助かります」。集会所にも端末が置かれ、自治会長の高橋善夫さん(68)は「孤独死を防ぐ一つになれば」と語る。

 試みは震災直後、全介協がKDDIに呼びかけて始まった。当面は東京で全介協職員が午前10時〜午後4時に相談員を務め、緊急時に救急隊などに連絡する。将来は自治体などと協力し、24時間態勢にしたい考えだ。

 石巻市や南三陸町の仮設住宅にも8台を設置し、10月に気仙沼、岩沼両市に広げる。全介協の上原喜光(よしみつ)理事長(64)は「将来は1万世帯に広げたい」と話す。(平間真太郎、鈴木剛志)

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