戊辰戦争の犠牲者を慰霊する「会津藩公行列」が23日、福島県会津若松市であった。馬に乗った歴代会津藩主や武者、姫の格好をした市民ら約500人が市中心部を練り歩いた。
原発事故で市内に避難している同県大熊町の大熊中の生徒34人もはかまなどを身に着けて出陣。「白虎隊」ののぼりを先頭に、銃ややりを持ってエイエイオーと元気な声をあげた。生徒会長の3年、一ノ瀬まみさん(14)は「会津の伝統ある祭りに参加できて、誇りに思います」と話した。
出陣式は、震災直前に赤瓦にふき替えられた鶴ケ城(会津若松城)の本丸であった。2発の空砲のあと、のぼりや刀を突き上げて続々と出発。沿道には大勢の観光客が詰めかけた。(池田拓哉)