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2011年10月22日7時30分
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フクシマの英雄「復興の励み」 スペイン皇太子賞受賞

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写真:アストゥリアス皇太子賞の授賞式を前に記者会見に臨んだ「フクシマの英雄」たち。左から陸上自衛隊の岩熊真司1佐、警視庁の大井川典次警視、佐藤悟・駐スペイン大使を挟んで、陸上自衛隊の加藤憲司2佐、福島県警の渡辺正巳警視、東京消防庁の冨岡豊彦消防司令=スペイン・オビエド、稲田信司撮影拡大アストゥリアス皇太子賞の授賞式を前に記者会見に臨んだ「フクシマの英雄」たち。左から陸上自衛隊の岩熊真司1佐、警視庁の大井川典次警視、佐藤悟・駐スペイン大使を挟んで、陸上自衛隊の加藤憲司2佐、福島県警の渡辺正巳警視、東京消防庁の冨岡豊彦消防司令=スペイン・オビエド、稲田信司撮影

写真:アストゥリアス皇太子賞の授賞式を前に記者会見する「フクシマの英雄」たち。右から福島県警の渡辺正巳警視、東京消防庁の冨岡豊彦消防司令、佐藤悟・駐スペイン大使をはさんで、陸上自衛隊の加藤憲司2佐、警視庁の大井川典次警視、陸上自衛隊の岩熊真司1佐=スペイン・オビエド、稲田信司撮影拡大アストゥリアス皇太子賞の授賞式を前に記者会見する「フクシマの英雄」たち。右から福島県警の渡辺正巳警視、東京消防庁の冨岡豊彦消防司令、佐藤悟・駐スペイン大使をはさんで、陸上自衛隊の加藤憲司2佐、警視庁の大井川典次警視、陸上自衛隊の岩熊真司1佐=スペイン・オビエド、稲田信司撮影

 東京電力福島第一原発の事故に立ち向かった自衛隊、警察、消防を代表する5人が21日、スペイン北部オビエドで「アストゥリアス皇太子賞」(平和部門)を受賞した。授賞式に先立ち、「フクシマの英雄」と称された5人は記者会見で「被災地復興の励みになる」と語り、支援の広がりに感謝し、被災者に改めて心を寄せた。

 陸上自衛隊第1ヘリ団第104飛行隊長、加藤憲司2佐(39)は原発へのヘリからの放水を指揮した。会見で「ひたすら任務完遂だけを考えた。みんな無事に戻ってほしいと思っていた」と語った。

 地元の福島県双葉町で、周辺住民の避難誘導に奔走した県警双葉署長(当時)の渡辺正巳警視(57)は「権威ある賞を受けることは栄誉だと思っている。ただ、被災者のお気持ちを思うと手放しで喜べない」と述べた。目に涙が浮かんだ。「福島県警では5人が殉職した。本当の英雄はこの5人だと思っている」とも語った。

 アストゥリアス皇太子賞は「スペインのノーベル賞」と呼ばれる。これまでにネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領をはじめ世界の著名人が受賞。日本からは緒方貞子・元国連難民高等弁務官(国際協力部門)ら3人が賞を受けている。(オビエド〈スペイン北部〉=稲田信司)

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