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2011年11月11日22時10分
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セシウムの広がり、群馬県境まで 汚染マップ公表

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図:セシウム134、137の蓄積量拡大セシウム134、137の蓄積量

 東京電力福島第一原発事故による放射能汚染の実態について、文部科学省は11日、航空機で測定した放射性セシウムの蓄積量を新たに6県分追加し、計18都県の汚染マップを公表した。これで東日本各地がほぼ出そろった。文科省は西側は群馬・長野県境、北側は岩手県南部で汚染の広がりはとどまったとみている。

 追加されたのは岩手、富山、山梨、長野、岐阜、静岡の各県。セシウム134と137の蓄積量でみると、1平方メートルあたり3万ベクレルを超えた地域は岩手県南部(奥州市、平泉町、一関市、藤沢町)、長野県東部(軽井沢町、御代田町、佐久市、佐久穂町)の一部。奥州市と一関市の境、佐久市と佐久穂町の境では6万ベクレルを超える地域があった。

 岩手県南部については、事故後に放射性プルーム(放射性雲)が流れ、そのとき宮城県北部にかけての範囲で雨が降っていたため、飛び地状に汚染地域ができた。長野県東部は群馬県から南下したプルームで汚染された可能性がある。

 文科省は今回の調査から、天然に存在する各地の放射線量をきめ細かく差し引く独自の試算で蓄積量を修正。その結果、新潟県では1万ベクレルを超えた地域は大幅に減り、福島県境の魚沼市周辺の一部になった。

 文科省は1万ベクレルを超えた地域を「原発事故の影響があった範囲」としている。群馬・長野県境付近より西では汚染が確認されなかったことについて、「プルームが八ケ岳連峰などの高い山々を越えられなかったのでは」と分析している。

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