現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 東日本大震災
  5. 記事
2011年11月17日3時1分
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

自衛隊、原発20キロ圏内除染へ 業者の拠点設営

図:警戒区域拡大警戒区域

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域内で、自衛隊が除染作業に乗り出す。放射線量が高く、除染作業がほとんど手つかずだった警戒区域内で実施し、民間業者が活動するための拠点を設ける狙い。一川保夫防衛相が近く関係閣僚会合で表明する。

 自衛隊が本格的な除染作業を実施するのは初めて。福島県内の除染は、環境省と地元自治体が取り組んでいる。防衛省は、放射能や化学兵器に対応できる陸上自衛隊の化学防護隊などを念頭に、作業チームを編成する方針だ。

 野田政権は除染を本格的に実施するため、今月11日に「放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針」を閣議決定した。その際、野田佳彦首相は「政府一丸となって強力な体制をつくらないといけない」と述べ、環境省だけでなく各省にも人員派遣を指示。首相官邸で開く除染に関する関係閣僚会合で一川氏が協力する考えを表明し、環境省と具体計画づくりに着手する。

 特措法が施行される来年1月以降は、警戒区域内で民間業者が除染作業を行うことを想定している。環境、防衛両省は、民間業者の活動拠点にできるよう浪江町や楢葉町の町役場など複数の場所で自衛隊が除染作業を実施する方向で調整。12月には作業を始める。

検索フォーム

朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

東日本大震災アーカイブ

グーグルアースで見る被災者の証言

個人としての思いと、かつてない規模の震災被害、その両方を同時に伝えます(無料でご覧いただけます)

プロメテウスの罠

明かされなかった福島原発事故の真実

福島第一原発の破綻を背景に、政府、官僚、東京電力、そして住民それぞれに迫った、記者たちの真実のリポート

検索

亡くなられた方々

| 記事一覧