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2011年12月19日22時0分
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除染対象の8県102市町村公表 費用は原則国が負担

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図:指定された市町村拡大指定された市町村

 東京電力福島第一原発の事故による放射能汚染で、環境省は19日、東北・関東地方の8県の102市町村を国から除染の財政支援が受けられる「汚染状況重点調査地域」に指定した。放射線量が毎時0.23マイクロシーベルト以上で事故による追加被曝(ひばく)線量が年間1ミリシーベルトを超える区域があることが条件。同省が事前に市町村に指定を受けるかどうか尋ねていた。

 指定されるのは岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉県の市町村。来年1月に本格施行される放射性物質汚染対処特別措置法によって、市町村が地表から1メートルのところで0.23マイクロシーベルト以上になる区域を選んで除染計画を立てる。すでに除染を始めている場合も対象。線量の測定や除染に直接関係する費用は原則、国が負担する。

 ただし、指定条件にあたる区域があるのに、「市町村全域で線量が高いと誤解されかねない」などとして指定を受けていない市町村があるという。

 一方、局所的に周囲より線量が高い「ホットスポット」だけの除染は対象外だ。千葉県銚子市のように、指定を受けられないか相談した市町村でも、線量が高い一定の広さの区域が対象になるとして指定を見送ったケースもあった。

 また、福島第一原発から20キロ圏内の警戒区域や、線量が年間20ミリシーベルトを超える計画的避難区域の11市町村を国が直接除染する「除染特別地域」に指定した。(杉本崇)

     ◇

■汚染状況重点調査地域

【岩手県】 一関市、奥州市、平泉町

【宮城県】 石巻市、白石市、角田市、栗原市、七ケ宿町、大河原町、丸森町、山元町

【福島県】 福島市、郡山市、いわき市、白河市、須賀川市、相馬市、二本松市、伊達市、本宮市、桑折町、国見町、大玉村、鏡石町、天栄村、会津坂下町、湯川村、三島町、昭和村、会津美里町、西郷村、泉崎村、中島村、矢吹町、棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村、石川町、玉川村、平田村、浅川町、古殿町、三春町、小野町、広野町、新地町。田村市、南相馬市、川俣町、川内村は警戒区域や計画的避難区域もあるが、そうした区域以外の地域

【茨城県】 日立市、土浦市、龍ケ崎市、常総市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、取手市、牛久市、つくば市、ひたちなか市、鹿嶋市、守谷市、稲敷市、鉾田市、つくばみらい市、東海村、美浦村、阿見町、利根町

【栃木県】 佐野市、鹿沼市、日光市、大田原市、矢板市、那須塩原市、塩谷町、那須町

【群馬県】 桐生市、沼田市、渋川市、安中市、みどり市、下仁田町、中之条町、高山村、東吾妻町、片品村、川場村、みなかみ町

【埼玉県】 三郷市、吉川市

【千葉県】 松戸市、野田市、佐倉市、柏市、流山市、我孫子市、鎌ケ谷市、印西市、白井市

■除染特別地域

【福島県】 楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村。田村市、南相馬市、川俣町、川内村で警戒区域又は計画的避難区域である地域

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