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2012年2月18日3時2分
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震災直後の15分間、80個の地震誘発 京大研究所解析

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 東日本大震災を起こしたマグニチュード(M)9の地震が起きた直後、全国に地震波が伝わりながら、約15分間で約80個の地震が誘発されていたことが、京都大防災研究所の解析でわかった。誘発地震の範囲は、東北から九州までの広い地域に及んでいた。

 京大防災研の宮沢理稔准教授は、全国に展開する気象庁や研究機関の地震計データを使い、当時の地震波形を分析。大震災によるものを取り除いても、地震波が残る観測点があることを発見した。

 詳細に解析したところ、気象庁の記録に残っていない50個以上のものを含む、約80個の地震が、震源域から南西方向に向かって、関東や伊豆諸島、四国、九州まで広がっていた。誘発された地震の規模はいずれもM5以下だった。

 M9の巨大地震の地震波が伝わるとともに、地殻にかかっている力が変化して、エネルギーをためていた活断層などで地震が発生したと考えられるという。

 宮沢さんは「巨大地震による誘発地震はこれまで、局所的にしか把握されていなかった。今回、誘発現象が面で捉えられた意義は大きい」と話している。(小坪遊)

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