現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 東日本大震災
  3. 記事
2012年9月27日19時0分
このエントリーをはてなブックマークに追加

赤れんが駅舎「復興のシンボルに」 宮城の石、屋根飾る

写真:スレートが使われた東京駅丸の内駅舎の中央屋根=27日午前、東京都千代田区、遠藤啓生撮影拡大スレートが使われた東京駅丸の内駅舎の中央屋根=27日午前、東京都千代田区、遠藤啓生撮影

写真:屋根にスレートが使われた東京駅丸の内駅舎=27日午前、東京都千代田区、遠藤啓生撮影拡大屋根にスレートが使われた東京駅丸の内駅舎=27日午前、東京都千代田区、遠藤啓生撮影

写真:佐々木信平さん=日吉健吾撮影拡大佐々木信平さん=日吉健吾撮影

写真:熊谷秋雄さん=日吉健吾撮影拡大熊谷秋雄さん=日吉健吾撮影

 復元工事がほぼ終わって1914(大正3)年の創建時の姿に戻った東京駅丸の内駅舎。屋根材には、東日本大震災の津波に打ち勝った宮城県産の天然スレートと呼ばれる石が使われている。地元の職人は「復興を目指す地元のシンボルになれば」と期待を寄せる。

 10月1日のお披露目を前にした丸の内駅舎の中央屋根には、漆黒のスレート1万5千枚がびっしりとふかれていた。納品した宮城県石巻市の「四倉製瓦工業所」社長、四倉年思也(としなり)さん(65)は29日に上京し、完成した屋根を眺める予定だ。「2億5千万年前の石が、千年に1度の大津波に勝った。日本一の駅にぴったりでしょうね」と話す。

 スレートは石巻市雄勝町や同県登米市の採石場から切り出された粘板岩でできている。切り出したブロック状の石を厚さ5〜7ミリほどに割り、縦横を30センチ以下に削ると高級屋根材に生まれ変わる。駅舎の工事を行った鹿島建設(東京都港区)によると、駅舎に使われた天然スレートは約45万枚。雄勝産と登米産のほか、元々の駅舎屋根に使われていた登米産を補修し、国内産は計12万6千枚。不足分はスペイン産でおぎなった。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら

PR情報
検索フォーム

朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

東日本大震災アーカイブ

グーグルアースで見る被災者の証言

個人としての思いと、かつてない規模の震災被害、その両方を同時に伝えます(無料でご覧いただけます)

プロメテウスの罠

明かされなかった福島原発事故の真実

福島第一原発の破綻を背景に、政府、官僚、東京電力、そして住民それぞれに迫った、記者たちの真実のリポート

検索

亡くなられた方々

| 記事一覧