|
|
|
七五三の季節を迎え、東日本大震災の津波で大きな被害が出た宮城県南三陸町でも11日、お参りをする家族の姿があった。
大半の建物が流された志津川地区の高台にある上山(かみのやま)八幡宮には、橙色(だいだいいろ)の晴れ着に袖を通した志津川小学校2年の三浦菜々心(ななみ)さん(7)が、父伸矢さん(33)と母芙美さん(34)に手をひかれて参拝した。早朝から町内の仮設美容室で着付けをしたといい、「このあと、おばあちゃんに見せにいくの」とはにかんだ。
震災前、上山八幡宮には七五三の時期に40組前後の家族が訪れたが、町外への人口流出で3分の1ほどに減った。禰宜(ねぎ)の工藤真弓さん(39)は「お参りに来てくれる子は希望ですね」と語った。