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2012年12月4日03時00分
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福島第一原発、湾内に仕切り網 東電が設置を検討

写真:仕切り網の設置が検討されている福島第一原発の港湾部=7月23日、本社ヘリから、堀英治撮影拡大仕切り網の設置が検討されている福島第一原発の港湾部=7月23日、本社ヘリから、堀英治撮影

 【本田雅和】東京電力福島第一原発の事故で、高濃度の放射性物質に汚染された魚類が発電所港湾内から外へ出るのを防ぐため、東電が港湾入り口などに仕切り網を設置することを検討していることがわかった。同様の仕切り網は、水俣病の発生を受け、水銀に汚染された魚が水俣湾外に広がるのを防ぐため熊本県が設置した例がある。

 東電は今年8月、第一原発の北約20キロの太田川河口(福島県南相馬市)沖合1キロ地点で採取したアイナメから、1キロあたり2万5800ベクレルの放射性セシウムを検出した。食品基準の258倍にあたる濃度。このため同社は周辺海域のアイナメ、海水、海底土、エサになる生物などの測定を続けてきた。

 10月までの調査では太田川河口沖合のアイナメは最高1350ベクレル、全体的には100ベクレル前後が多く、比較的低かった。しかし、第一原発港湾内ではマアナゴが1万5500ベクレル、エゾイソアイナメが4200ベクレルを検出。一方、港湾外のマアナゴは100ベクレル以下で、港湾内の魚類の汚染が著しいことが確認された。

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