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東京は急速に進む高齢化にも向き合わなければならない。シンクタンクの森記念財団が7月にまとめた報告書「2030年の東京」には、超高齢化する首都の姿がくっきりと浮かび上がっている。
「ほかの都市に比べて独り暮らしの高齢者の割合が高い。将来的にその傾向が進んでいく」。大江守之・慶応大教授(都市研究)は指摘する。都市部では家が狭く、子どもがいても同居しにくいからだ。高齢者の未婚率も高く、男女とも全国平均の2倍近い。
介護を必要とする高齢者も急増する。一方で地価が高いので介護施設の建設は進まず、施設が足りない。